《五曜星入隊筆記試験(後編)》











試験開始。ちなみに辰伶と螢惑の席はお隣。




辰伶「(よし、昨日は徹夜で勉強したしまず大丈夫であろう。全ての流派を覚えきった!)」

螢惑「(確か問題は太四老が作ったんだよね。えっと、一問目は…)」




「Q1.俺が塩大福を嫌っている理由を答えろ。」





辰伶吹雪様――ッ!?(分かる、出題者の名前書いてないけど分かる!)」

螢惑「辰伶、試験中なんだから静かにしなよ。」

辰伶「はっ……(そうだ、これは試験だ。いくら問題が「○○ファン度診断」みたいなものでもこれは試験なのだ!)よし、解いたぞ!さあ、二問目!」




「Q2.壬生のアイドルと言えば…ねっ、分かってるよねvv




辰伶時人様…(確か実年齢は私よりずっとイってるというのにまだアイドル気取りなんですか)」

螢惑「(ひしぎって書いておこう。きっと怒り狂った時人に半殺しにされるねひしぎ…。死合い楽しみだなぁ)三問目…」




「Q3.………私って、本当に太四老にいていい存在なんでしょうか…?」




辰伶「(……どうしよう、これはひしぎ様を慰めるような言葉を書けばいいのか?しかもここだけなんか解答欄が黒ずんでるぞ)」

螢惑「(つーかもうコレ試験問題じゃなくて、ひしぎの人生相談だよ)」

辰伶「ええと、ええと…。ひしぎ様は黒くて根暗でストーカーなところが怖くて苦手で、食事にひじきが出る度に奇妙で微妙な感覚に襲われますが、しかし冬でもノースリロングコートを着続ける根性にはいたく感激いたします……と。よし!反対意見を述べてから本題を語る。論文のいい技法だな」

螢惑「(反対意見っていうかけなしてばっかだし、しかも全然褒めてないよ。ただのイヤミだよそれ)…まあいいや。4問目……」

辰伶「よし、最後!…ってもう最後か!?太四老1人1問なんですか!サボリ過ぎですよいつもロクに仕事もせず吹雪様の部屋でダベッていらっしゃるというのに!」

螢惑「(ダベッっていらっしゃるってどんな敬語だよ)」

辰伶「ま…まあ試験に集中せねば。やるぞシンレェェェ――!!(←喝)さ、次の問題は……」




「Q4.螢惑が俺ンとこに弟子入りした日、あれはいつだったっけなぁ…懐かしいなぁ…」




辰伶知るか――ッ!!(青春グラフィティじゃあるまいし!しかも「いつだったっけ」って貴方が答え分かってないんですか遊庵様!質問じゃなくてただの思い出話じゃないですか!)」

螢惑「…ああ、そういえばゆんゆんって俺の師匠だったね。実質的には世話係(=パシリ)だから忘れてた…」

辰伶「(弟子だった事すら忘れてるし!)キサマ、遊庵様がかわいそうではないか!いくらお前には不出来な師匠だからといって…(くどくど)」

るる(試験官)「しんれー、さっきからうるさいの!たいじょー!」




辰伶は一人退場、螢惑は居眠りでどちらも筆記試験は不合格。が、吹雪と遊庵が親バカっぷりを発揮して合格の判を押したとか。



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