壬生戦隊タイシローン 7話








まだまだ必殺技について話し合うタイシローン達。





遊庵「つまり、自分の特技を生かした技にすればいいんだな?じゃあ簡単だぜ。」

ひしぎ「…あなた特技なんてありました?」

遊庵「心眼だよ、心眼!俺って視界を塞ぐ事で第6感を得ただろ?じゃあ心眼を塞げばもっと強い力が出るハズだ!よしッ、早速…閉☆眼!!

ひしぎ「………(えーと)」

遊庵「(閉☆眼中)」

ひしぎ「………(目も心も塞いだら一体どこでものを見れるんでしょうかね)」

遊庵「何も見えね――!!!」

時人「アホは放っといて。辰伶、お前は何かないの?」

辰伶「はっ、ハイッッ!!そうですね。私は舞曲の太刀という技がありますからそれを改良しようかと…。」

時人「改良?」

辰伶「リズムをタイシローンのテーマで取るのです!ハァ〜ア、みっぶみっぶ壬生壬生壬生壬生……

時人「(だからそれは音楽じゃなくて呪いの呪文だよ)」

ひしぎ「(敵に精神的ダメージを与えるには最高ですね。ダメージというか洗脳ですか)」

吹雪「螢惑はもう考えたのか?」

螢惑「今やってるよ…」

吹雪「?ゆっくり小さな炎を出しているだけだろう。しかも手を合わせて。」

螢惑…バーニング・マンダラー。

全員あ―――ッ!!

遊庵「確かに!それはバーニング・マンダラーのポーズだ!!レイちゃんだ!

吹雪「(確かにそうだがお前が『レイちゃん』とか言うと気持ち悪いぞ!)ちょ…止めろ!!それ以上その話を続けると――」

村正螢惑、手の位置が下がってますよ。

全員え――!!??(何でいきなり村正が!!)」

吹雪「やはり出てきてしまったか…。」

村正「ふふ、セーラームーンネタある所に村正ありです♪」

時人「そんなベタベタなネタでいちいち出てくんじゃねぇよクソ親父!たかだか髪型似てるぐらいでイキがんな、髪型だけだったら僕だってなるちゃん演れるんだよ!!

辰伶「(どうしよう、時人様に『なるちゃんは脇役では』と進言するべきなのだろうか…。というか、そんなにいっぱいいっぱいになるほどセーラームーンに登場したかったのか?)」

螢惑
「手は…こう?」

村正「そうそう。それで「火星に代わって折檻よ☆」と…」

時人帰れ―――ッ!!!





その後、辰伶が村正に教わった技を
「しゃぼーんすぷれぇぇぇ――!!」と気合入れて風呂場で試し、時人にタコ殴りにされたそうな。






付け足そうとしてすっかり忘れたまま6話をアップしてしまったので、とても短いものになってしまいました。
セラムン知らない方には不親切ですね…すみません;
私は亜美ちゃんが一番好きでした。でも何の因果か、
「大玉転がしの玉のごとく大きな岩をにこやかに笑いながらこちらにゴロゴロと転がしてくる亜美ちゃん」の夢を見まして、それ以来亜美ちゃん腹黒説が頭から離れません。
でも亜美ちゃん腹黒でも好きv
夢は怖かったけどね!


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