壬生戦隊タイシローン 6話








またまた会議のタイシローン達。





吹雪「今日は必殺技の考案だ。」

遊庵「(んな事話してる暇あったら鬼目とか倒しに行こうぜ…暇なヒーローだな)」

辰伶「しかし、必殺技ならすでに「龍の赫き涙」を持っているのですが…。あれがあればこの辰伶、誰にも負けは致しません!」

吹雪「ヒーローらしい必殺技でなければいかん。お前のアレはグロテスクでちびっこには優しくないからな。新しく考えて、今までの技は全て忘れろ。いいな、忘れるんだ。」

辰伶「(ちびっこに優しくないという一点を重視して、禁忌技を習得するまでにかかった俺の苦節数百年は無碍になさるのですか吹雪様…)」

吹雪「ちなみに俺の必殺技は「Healing〜おお聖母よ、慈愛の泉〜」だ。戦闘によって倒れた全ての者を蘇生させる。」

ひしぎ「敵まで蘇らせたら戦った意味ないじゃないですか。慈愛どころかむしろ無駄に生命もてあそんでますよ…。

遊庵うわあッッ!!いきなりツッコミながら背後から現れんなひしぎ――!!いないかと思ったのによ…。」

ひしぎ「何言ってるんですか、これが私の必殺技です。気配を絶ち敵の背後を取り攻撃するんですよ。名付けて「あなたの後ろに誰かいる…」

遊庵「(ホラーだろそれ!ちびっこ泣くぞ!!)」

時人「あ、僕はこんなのがいいな♪タロットを引かせてそのカードによって敵に何をするか決めるの。名付けて「天使の審判」☆ってワケでー、ひしぎさん引いてvv」

ひしぎ「はぁ…。(ってか何で私が敵役なんですか?)ええとこれは……デ、「DEATH」ッ!?

螢惑「あ…さっきちょっと見えたけど、時人のカード全部DEATHだよ。」

ひしぎ「えええ――!!??(というかいつもDEATHばっかり持ち歩いてるんですか!?それって子供として相当間違ってないですかー!?)」

時人「引いたねひしぎィ…♪じゃっ、お仕置きターイムvv……逝け!!(真顔で戦闘開始)」

ひしぎ何でいつも私ばっかりこんな役回り――!!




そんなひしぎの悲痛な叫びはほっといて、淡々と会議を続けるタイシローン達だった。





私はひしぎをイジめるのが好きなようです。
そしてツッコミは遊庵というのが定着してしまった…。ほたるもっと出せよ!


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