壬生戦隊タイシローン 5話








吹雪に呼び集められたタイシローン達。





遊庵「また会議かよ〜。話ばっかでロクに活動しないってアリか?」

吹雪「何を言う。ヒーローたる者、敵を倒す為には慎重に綿密な作戦を立てておかねばならん。」

ひしぎ「(随分消極的で小心者なヒーローですね)」

辰伶「吹雪様、大事なお話があるとの事でしたが…」

吹雪「ああ、皆にこれを見せたくてな。徹夜に徹夜を重ねやっとコスチュームが出来上がったのだ、ほら!素敵だろう?」

螢惑「(吹雪自分で縫ったのか…)」

時人「わ、わあ素敵!(うっわあ、原色バリバリのツヤツヤピチピチスーツだよ…なんてお約束な)」

ひしぎ「さすがは吹雪、ですね…(しかもご丁寧に《MI☆BU》ってロゴまでついてますね。あ、あのロゴ刺繍だ…。細部まで頑張ったんですね吹雪)」

螢惑「…これ六着あるんだけど、もしかして俺達みんな着るの?」

吹雪「当然だ。気にいらんならラメ入りバージョンもあるからそっちに――」

遊庵超気に入った!うっわーカッコイイ!だから変えるなんて言うな、な!?(これ以上濃くすんなー!!)」

螢惑「あのさ、このヘルメット入んないよ。……吹雪の頭じゃ。

吹雪「む……」

全員「(よく言った螢惑!みんなが言いたくても言えなかった事を!)」

吹雪「それなら心配無用だ。このボタンを押せば…ほら(髪がするするヘルメットに収納されていく)」

全員「(何で!?あのもっさりはどこの次元に消えたんだ――ッ!!??)」

螢惑「(魔法だ…)」

辰伶「あ…あの、吹雪様。それは…?」

吹雪「いいものだろう?Dr.ホワイトに作らせたのだ。」

遊庵「(壬生の高等技術をそんな事に使うな――!!それにあいつ科学者だろ、無理に工学やらせんなよ!今頃泣いてるぞ!)」

時人「でも髪のない吹雪さんなんてレアだね…vv写真撮んなきゃ!」

ひしぎ「あ、私も!吹雪、こっち向いて下さい!(パシャパシャッ)」

辰伶「そういえばこれカッコいい服だな…着てみよう。」

螢惑「(師弟で趣味悪いんだね)あ…レッドは俺だからねー。」

遊庵「(ダメだ…俺だけじゃツッコミきれねぇ…)





壬生を潰さない為に俺がしっかりしないと、と固く心に誓った遊庵であった。






吹雪のノリノリっぷりがいかにもオヤジです。
こんなん書いてますが私は吹雪が大好きです。オヤジが大好きです(男は30からだ)(こんなおなご嫌だ)



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